自身などの災害で出るゴミ

地震などの災害時に出たゴミを災害廃棄物と言います。この災害廃棄物が産業廃棄物なのか一般廃棄物に区分されるかどうかで問題になっています。法律上の解釈では原則として廃棄物処理法と言う法律に則って判断を行う事になります。災害で発生した廃棄物は事業活動によって発生した産業廃棄物に該当する廃棄物も含まれています。
災害廃棄物処理事業は被災した各自治体が中心となって処理を行います。これは産業廃棄物処理法第22条に規定されています。
市町村の災害ゴミ処理事業と不法投棄の問題について
大地震の様な災害は救済的な措置として中小企業などから排出される瓦礫などについて市町村が収集と運搬、処理を行う事が有ります。又、一部の条件を満たせば会社の規模に関係無く市町村が災害廃棄物の処理事業の対象となる場合も有ります。
災害時は多くのゴミがごちゃごちゃになりやすく排出者責任がどこになるのかが不明瞭になりがちです。企業の廃棄物なのに災害廃棄物の仮置き場などに捨てる事は震災に便乗した不法投棄とも捉えかねません。